幸地隊員による山形村移住ブログ

このブログは2023年4月に千葉県から長野県山形村に地域おこし協力隊で着任した私、幸地(沖縄出身)が移住して経験したあらゆることを綴ったブログです。

越冬しました。今年もよろしくお願いします。

鶏糞をまく

お久しぶりです。更新が大分遅延しておりました。

 

寒い冬が終わり、暖かい春が訪れたと思ったら、もうすっかり暑い日が増えてきた5月上旬です。(今年の村内の桜は気持ち散るのが早かったきがします。)

 

更新が大分遅れているので、この1年の結果をダイジェストで、

 

自宅窓ラップ作戦⇒結果、成功!剥がすの楽でした!4月の中旬に剥がしました。隙間風に結構効果があったので、今年の冬もやる予定です。

軽バンノーマルスタイヤ履き替え⇒5月に入ってからやろうとモンモンと考えてGW突入。たまっていた畑作業で体力を持っていかれ、GW履き替えず。周りに聞くと5月に履き替える人は多いようです。

6aの畑(自家用)⇒去年2023年4月に山形村に移ってきた時から、お借りしている畑。

夏野菜や、じゃがいも、さつまいもをモリモリ収穫することができました。畑に最後まで残っていたのは、松本一本ネギたち。2023年11月?ごろに確か、全て収穫して11月~3月まで家の玄関前にコンテナに入れて置いてましたが、普通に食べてました。ネギは保存がきく!一方で、10月に収穫したさつまいもは越冬できませんでした。納屋に入れていましたが、一部カビてしまいもったいないことに。(12月までぎりぎり持ったとおもいます。)周りの方に聞くと、さつまいもは凍って染みるとダメになるみたいですね。保存方法を今年は工夫しようと思います。じゃがいもは越冬しました。(一部腐っていましたが)、なので冬はネギとジャガイモばかり食べておりました。(今年はじゃがいも減らそうと決意)

山形村の空き家⇒2023年は村内の空き家調査を活動で実施。結果114件の空き家が村内あることが分かりました。過去のデータと見比べると徐々に増えている傾向です。空き家は情報量が多いので、またどこかで。

常会(連絡班)⇒2023年(令和5年度)は一般の班員?(役なしのヒラ)でしたが、2024年(令和6年度)からは会計役になりました。(常会長、副常会長、会計。上3役に内の一つですね。)分からないことが多くありますが、1年がんばってみたいと思います。

消防団⇒年度をまたぐと班の編成が変わり、新しい班に。新しい班では志願していたラッパ員になりました。(信号ラッパはかっこいいですね!)

猟銃等⇒狩猟免許と続いて、猟銃の初心者講習をパスしました。次は射撃場に赴いての技能講習です。

 

一言では書ききれないことが2023年の1年で経験することができました。やはり住む環境が変わると新しい情報量が多いです。(それだけ新鮮であり、苦しい部分もありますが)2024年も様々なことに挑戦したい意気込みです。

2024年の畝立て

GWにじゃがいも(キタアカリ)と今年もいただいた松本一本ネギを定植しました!

じゃがいもは去年作りすぎたことを自覚したので種芋の量を減らしましたが、植えてみると想定より畝が多くなり、自分の計算の甘さに絶望(種芋3kgは多い)

今年はパセリとピーマン系に挑戦するつもりです。

あとエダマメリベンジです。(去年はエダマメ全然だめでした。)

畑から見える美しいアルプス

今年もよろしくお願いします!

思いつきの越冬準備

2023/12/17

雪が積もり始める12月中旬

12月に入りほぼ毎日最低気温が氷点下な日々。

日に日に寒くなることに焦りを感じた私は、家の隙間風対策をすることに。

 

家では石油ストーブをつけていますが、窓からの隙間風が多く、風が強い夜は窓際が寒くなります。

石油ストーブの熱を無駄なく使いたいのと、寒さに危機感を抱き始めたので、窓の隙間風対策を決行。

対策のアイディアを

プチプチを貼るか、

木枠を作ってラップを貼るか

プラスチックボードを貼るか

もんもんと考えていましたが、

施工の楽さと、家にダメージがない方法と復旧の楽さを鑑みた結果、

両面テープラップ作戦を思いつきました。

 

ケイヨーデイツーに走って

両面テープ、養生テープ、マスキングテープ(塗装作業用の太いやつ)、食品用ラップ(断熱材の代わり)

を買いに行きました。

 

施工方法は

窓の外枠にマスキングテープを貼り

(枠に両面テープを直接貼らないのは粘着部分のあとが残るため、マスキングテープをかまします。=家にダメージが残らないための工夫)

マスキングテープの上に両面テープを貼り

両面テープで囲いをつくったら、ラップを貼り

ラップとラップの間は養生テープで埋める   です。

(施工動画を取り忘れてました。すいません。)

 

完成の写真はこちら

       

窓の施工中...?

工事中の現場の窓みたいになっていますが、外見はともかく完成です。

ここは浴室なので中に施工することできなく、外に施工。

これで風呂場の隙間風対策は完璧です。

キッチンの方の同タイプの窓も同じ施工をしました。

所要時間は30分程度。

思いつきで作ってみましたが、生活していてなかなかの性能を実感できます。

寒いシーズンが終われば、剥がして終わりで楽です。

 

スタッドレスタイヤに続き、これで冬の備えも完璧なはず。

またまた次回!

松本一本ネギの収穫

2023/12/16

暮れの畑

12月入って毎日寒いです。

自家用でやっている畑に残っている作物は、残るは「松本一本ネギ」のみとなりました。ちょこちょこと収穫して食べていましたが、大規模には収穫していませんでした。

 

植えっぱなしにしていても溶けていくので、この週末に取りきることに。

作業当日は晴れていましたが、前夜からの大雨、また昼過ぎから雨の予報がたっていましたので朝からいそいそ畑に向かいました。

 

今回は収穫に加え、人に渡す用に不要な皮や青葉の所を引ん剝く作業も行います。

「まあ量的に1~2時間で終わるだろう」と踏んでいましたが、

やはり甘かったです。

収穫だけでも見積もりより時間がかかり、さらに皮を引ん剝く作業により時間を取られました。

終わらない作業

youtu.be

4コンテナ分を収穫。皮むきも終えた直後、雨が降ってきました。

なんとかギリギリ雨が降る前に作業が終わり、安堵したのも束の間、

段ボールに詰める作業を家に戻り玄関先で行いました。

 

全ての作業が終わった時にはもう夕方になっていました。

疲労感と達成感で体はくたくた。

農家さんはこれを毎日と思うと、やはりすごいとしみじみ思いました。

突然の秋の収穫

2023/10/14

さつまいも

更新が滞っておりました。誠に申し訳ございません。m(__)m

 

9月から10月頭にかけて、業者さんと村内の空き家調査に入っておりました。

具体的な数字は集計中ですが、村内の空き家は体感増えている気がします。

 

ところ変わって、10月に入り山形村も肌寒くなってきました。

9月いっぱいまでは、昼も夜も暖かい(むしろ日中は暑い)気候でしたが、10月に入った瞬間!肌寒くなってきました。

実際、10月からは日の最低気温が10℃を切りはじめました。

朝、夕は肌寒いと言うか寒いです。※個人の体感です。

 

9月いっぱいまでの自分の心境は

9月でまだこの暖かさ、信州の冬は思ったほどかもしれない。

と余裕こいてましたが、

10月に入った自分、

「急に寒くなってきた,,,これからより冷えるのか!?すいません余裕ぶっこいてごめんなさいいい!!」

という感じです。

 

さてさて、タイトルにもあります通り、寒くなってきてびびって秋の収穫を行いました。

畑で生き残っているのは

・松本一本ネギ

・さつまいも(シルクスイート

・バジル

・島トウガラシ

・鷹の爪

・ヤーコン  たち

 

今回は、さつまいもの収穫です。

 

さつまいもは苗を植えてからの管理が比較的楽でした。

というかほぼ管理していない。

畝を立てて、マルチを敷いて、苗を植えただけです。

本来は「ツル返し」をやったりするのですが、手がまわらなくやっていません。

 

私のさつまいもはツルは立派にもりもり育っていました。

が、聞くところによると、ツルだけ立派で、いざ掘ってみるとイモはちんまり。

なんてこともあるみたいで、少しソワソワしていました。

掘るまでが分からないのが地のもの。

 

ツルを鎌で切ってどかし、マルチをはいで掘ってみると、、

豊作のイモ

もりもり出てきました!

豊作です!

タイトルの写真のとおり、5.5コンテナ分が収穫できました!

 

収穫後はすぐ食べずに2週間以上冷暗所で寝かします。

甘くなるそうです。

何個かおばけサイズのイモが収穫できました。

畝の端っこのイモがおばけサイズぎみになっていました。

収穫適期をすぎると大きくなるみたいです。

干し芋にでも加工しようと思います。

 

次回はちゃんと収穫適期に収穫しようと決めました。

 

 

 

冬に突入=スタッドレスタイヤ交換

2023/12/3

スタッドレスレスタイヤ交換

じゃんずらの更新から大分時間が空いてしまいました。

9.10.11月とトピックスがあるので、ぼちぼち更新して行こうと思います。

 

さて、12月も中旬に入り、寒さも本格的になってきました。

11月後半から日の最低気温が0℃をちょこちょこ切り始めて、

12月に入ってからは連日最低気温は0℃を切っております。

(-2℃前後くらい、日の最高気温は10℃前後)

こうなって来ると朝、出勤しようと家を出ると

車のフロントガラスが凍っています。

エンジンをかけて暖房をつけて、凍ったフロントガラスを溶かして出勤が、ルーティンになってきました。(寒い地域の日常ですね。)

 

雪はみぞれっぽいものが降りましたが、がっつりの雪はまだまだ全然降っていません。

むしろ雨が多い印象です。今年は例年に比べるとまだ暖かい12月なのかもしれません。

 

ところで、寒くなるにつれて、11月から私は不安を抱えていました。

そうです。スタッドレスタイヤの履き替えです。

山形村に来る以前は千葉県の房総半島にいましたので、スタッドレスタイヤの経験がありません。

業者に頼もうと思っていましたが、役場職員の方にその話しをすると...

「みんな自分で履き替えるんだよ。」

カルチャーショックでした。確かに毎シーズン業者に依頼していたらお金がかかります。寒い地域ならではのことだと、しみじみ思いました。

 

タイヤの履き替えは教習所以来の私は、自分でできるか不安だったので、役場の公用車の履き替え作業をお手伝いして要領を学びました。

 

要領が分かれば早速挑戦!

使用する道具は、

・トルクレンチ

・ガレージジャッキ

・車載工具のレンチ

・養生テープとマジック(夏タイヤ前後輪の区別用)

スタッドレスタイヤ

 

トルクレンチとガレージジャッキとスタッドレスタイヤ(ホイール付き)はAmazonで購入。

活動で使用している、軽バンエブリィのスタッドレス履き替えに挑みました。

(奮闘している作業動画は下記になります。)

youtu.be

 

ポイントは最後のトルクレンチでの締め付け。

エブリィの締め付けトルクを調べて、85Nと分かったので適正な力で締め付け。

(タイヤが走行中外れたらおっかないと思ってちゃんと調べました。)

 

作業時間的には1時間くらいだと思います。

作業後は移住してきた実感がより強まりました。

夏祭り山形じゃんずら 祭りレポ

2023じゃんずら花火(最後のラッシュの花火です)

8月も下旬に入りました。お盆が過ぎても山形村では暑い日が続いています。一方で、最近は夕立が凄かったです。沖縄のカタブイを思い出します。

 

さてさて、山形村では8月14日にビックイベントが開催されました。

そうです。です。

山形村夏祭りは「じゃんずらがタイトルです。今年は第39回開催。

由来は「~じゃん?」と方言の「~ずら(~だよね?)」をくっつけた言葉だとか

(間違っていたらご指摘お願いします!!!)

 

開催は4年ぶり!!

 

当日の天気予報は台風の影響もあり開催前日まで、不安定な予報でしたが、

開催日は目立った雨や風もなく開催されました。

会場の準備風景(雲が広がっています。)

グラウンド中央の舞台(じゃんずらの象徴の飾りにやまっちがいます)

じゃんずらのメイン会場は農業者トレーニングセンター(通称:トレセン)の真向いにある、野球場グラウンド。

上の写真は、グラウンドでの準備風景です。グラウンドの中央に踊りの中心となる舞台があります。

グラウンドの北側にある夜店(屋台レーン)

グラウンド南側にある商工会の屋台レーン

当日、13時ぐらいに会場を見に行くと出店の準備が進んでいました。
私は午前中、小学校のグラウンドで来場用の駐車場設営(白線引き)のお手伝いをさせていただきました。

結構なキャパシティの駐車場を作りましたが、役場の職員さん曰く「全部車で埋まるよ」とのこと。じゃんずらの地元人気をうかがえます。

 

じゃんずらのプログラムは、

16時  から夜店と会場オープン
     各種イベント開催
19時  から開会セレモニーとじゃんずら音頭スタート
20時15分から花火大会 です。

16時すぎ、会場がオープンひとがゾロゾロと増えてきています。

私は18時過ぎに会場に赴きました。

すごい人です!

じゃんずら会場(じゃんずら音頭時)

屋台での行列

とにかく、人がすごく多かったです。やはり夏祭りは活気があっていいもんです!

屋台もすごい行列でした!

一枚目の写真はじゃんずら音頭の時の写真です。

自由参加でみんで踊れます。下はじゃんずら音頭の歌詞です。

じゃんずら音頭とは盆踊りのことです。

じゃんずら音頭 歌詞

私は商工会屋台で長いもポテトフライを購入しました。

長いもポテトフライ(ほくほくのり塩味でおいしい)

長いもポテトフライを食べ終わると花火大会がスタートしました。

花火が始まると会場のグラウンドのナイターが消灯します。

美しいじゃんずら花火(写真技術がなくてすいません)

最後のラッシュは圧巻です!

打ち上げ近くで花火が見れるので迫力があります!

 

21時近くに花火がおわりました。

夏祭りじゃんずらを楽しみました。

山形村の夏

サラダ街道から見たなろう原
(夏らしい景観で美しいです。ノスタルジックで切なく心がキュッとなります。)

7月が過ぎて8月に突入しました。7月に入ってから暑い日が続いています。

連日真夏日です。

さてさて、「真夏日」や「猛暑日」と連日ニュースでよく聞きますがしっかりと言葉の定義があります。

 

気象庁によりますと

その日の「日最高気温」で

〇35℃以上を観測すると=猛暑日

〇30℃以上を観測すると=真夏日

〇25℃以上を観測すると=夏 日

〇 0℃未満を観測すると=真冬日 と定義しています。

 

今年の山形村では

6月からチョコチョコ「夏日」の日があって~

7月に入ると連日「真夏日」で、1回か2回「猛暑日」があって~

のような気温です。

 

去年のデータを見ると

8月も連日「真夏日」で、2回か3回「猛暑日」があって~

のようです。

 

ようは暑いです。長野県は全体的に夏でも涼しいイメージがありましたが、暑いところは暑いみたいです。

ただ、

私の体感ですが、以前仕事で住んでいた千葉県館山市や出身の沖縄県と比べると湿度をそこまで感じません。

山形村の実測データだとこの時期の湿度の平均は約60~70%です。)

(千葉県館山市沖縄県も海に面した地域です。(沖縄はどこ行っても海に面しています。)ようは夏場は海風でムワっと湿度を感じます。)

なので、暑いですが(海辺の地域と比べると)湿度を感じないので若干涼しく感じます。

流石に直射日光を浴びると刺すような暑さを感じますが、日陰に入ると涼しいです。

※あくまで個人の体感です!

 

私は約6a程の畑をお借りして野菜を育ててますが、この時期の日中の作業は体にこたえます。(日中畑にでている農家さんはすごい!!)

なので、日の出の朝5時ちょっと前から7時ぐらいまで

    日の入り前の17時くらいから19時くらいまで

    (上記時間を勝手にボーナスタイムと呼んでいます) 

    に畑に行っています。(日を避けるため)

 

あと夕立が多いのが印象的です。

日中、からっからに晴れて雨雲なんて見当たらないのに

夕方になると急に

外なのに「エアコンでも着いたかな?」と思うほど冷たい風が吹いて

でっかい雨雲が空を覆ったと思うと

ドカドカ大雨が降って、雷が鳴って、パタッと止みます。天気がよめません。

 

村内のいろんな人にお話を聞くと

この暑さも8月のお盆を過ぎると涼しくなってくるようです。

しばしの辛抱ですね。