幸地隊員による山形村移住ブログ

このブログは2023年4月に千葉県から長野県山形村に地域おこし協力隊で着任した私、幸地(沖縄出身)が移住して経験したあらゆることを綴ったブログです。

トラクター難しい

2023/5/5

 

前回、なんとか苦土石灰まきと耕うんを終えました。

 

苦土石灰をまいてから約1週間、

次に行うのは発酵鶏糞まきと過リン酸石灰まきです。

 

・発酵鶏糞15kg×8袋

・過リン酸石灰12kg(カインズで20kg袋を購入から12kgぬきました)

 

を散布します。

発酵鶏糞はテミを買ってきて震わせながら散布しました。

過リン酸石灰は前回購入したサンパーで散布。

(サンパーでの散布は慣れないと調整が難しいですね。)

 

 

散布後はやはりお借りしてきたトラクターで耕うんするのですが、難しい。

 

前回は初動でノリと勢いでなんとか押し切りましたが、今回はしっかり考えてかけようと思い、ネットでトラクターのかけ方を勉強。

結果、畑の中央をトラクターかけたあと、外周を回るようにかけていけば効率よくできることを知り、挑戦しましたが、ターンが難しくぼこぼこになりました。

 

困っていると、前回事前にロータリーをかけてくれた農家さんがまた様子を見に来てくれました。

農家さんから直々にトラクターのかけ方を教わることができました!

農家さんから教わったのは外周を回る際にバックをして極力ターン時のぼこぼこを残さない方法でした。

ご教授ほんとうにありがとうございます!

 

また一つ賢くなった私は、農家さんの助けもありなんとか今回の作業も終えることができました。

 

次回「畝立てぐにゃぐにゃ編」

農機具どうしよう...

2023年4月29日

 

前回、6畝(600㎡)の畑をかりた私は、簡単な作付け計画をつくって初めての現場に挑もうとしていました。

 

結果「トラクターどうしよう...」

直面したのは農機具類が全くない状況でした。

 

一般的な家庭菜園や市民農園での作付け面積は3~6㎡(グーグル調べ曰く)

これはおそらく鍬1本あれば耕うんや畝立ては可能です。

 

ですが今回お借りした畑の面積は6畝(ろくせ)!=600㎡

        お借りした6畝の畑全体像、でかい(畝立て直前の写真)

 

とても鍬1本で耕うんする面積ではありません。(腰が砕ける)

手押し耕うん機があったとしてもおそらく現実的な広さではないです。(時間かかる。手が振動で...)

 

結果トラクターが必要になります。

価格が基本高いトラクターを購入するのは現実的ではないです。

 

困っていたので何か解決策は得られないかと役場の産業振興課に確認したところ、

地元のJAで作業委託を受け付けていることがわかりました。

         産業振興課でいただいたチラシ

ラクターでのロータリー耕うんも項目にありました!!これは希望の光が!

と思いましたが

・トラクターを自分で運転操作できるようになってみたい

・委託でお金がかかる(当たり前ですが)

 

との理由から、個人でトラクターを借りる方向にシフトしました。

 

結果、トラクターを所有している役場職員さんから、トラクターをお借りすることができました!

 

かくして、4/29にトラクターをお借りして(その場で簡単な操作説明を受けました。)満を持して初めての現場作業のためお借りした6畝の畑に向かいました。(作業目的は、第1回目の耕うん)

 

ラクターで現場に到着してみるとすでにロータリーがかけられていました。

(すいません写真を撮り忘れていました。)

 

結果、作業目的第1回耕うんから苦土石灰散布+耕うん

へ変更

急遽、苦土石灰20kgを4袋とサンパー(散布機)を購入してきて

(作付計画では400㎡を作付面積としました。なので1㎡あたり200gの苦土石灰を入れる計算です。)

作業しました。

         背負っているのがサンパー苦土石灰をまいています。

 

散布していると軽トラに乗った農家さんが声をかけてくれました!

お話を聞いてみると、事前にロータリーをかけてくれていたのは話しかけてくれた農家さん自身だったようです。

畑の所有者さんからの依頼で年に5、6回ロータリーをかけていたそうです!

(感謝感謝です。)

ロータリーをかけていただいたことにお礼を言うと、今後はちょくちょく様子を見に来てくださるようで、大変心強かったです。

 

 

なんとかまき終わり、人生初のトラクター耕うんをかけて、この日は無事に作業が終わりました。

 

次回「トラクター難しい編」

幸地!畑やりますッ!


2023年4月24日

山形村役場にて地域おこし協力隊のミーティングが午前中行われました。

(ミーティングの内容はその月の活動報告やアナウンス事項の共有等です。)

 

現状で山形村内で活動している隊員は私を含め3人。

私からみて現役先輩隊員が2名となります。

先輩隊員2名の方は新規就農目指して活動しております。

(私の主の活動目標は「空き家の利活用」「移住定住促進」です。)

 

ミーティング後に空き家調査の準備をしていると

「地域おこし協力隊で畑を借りる人はいないかや?」

と役場内でお声をかけてもらいました。

 

もんもんと畑で作物つくってみたいなと考えていた私は、

直感で「(やりたい...!やってみたいっ!)」と思いました。

詳細を確認してみると、

・畑の広さは6畝

・元田んぼ

・水路が畑の両脇を通っている(元田んぼなので)

・所有者さんからは無償で貸しても大丈夫だよとのこと

・車両の進入路あり

 

参考:6畝(ろくせ)=6a(ろくあーる)=約600㎡

 

「(なんて魅力的な条件だ...!!)」

 

とてもやってみたい衝動に駆られた私ですが最大の不安要素は、

人生で今の今まで私1人で作物づくりをしたことがないこと

が最大の不安要素です。(人の作業とかは手伝ったりしたことはあります。)

 

・借りたはいいけどちゃんと管理できるかな

・ちゃんと収穫までできるのかな

・雑草とどこまで闘えるのだろう

・そこまでちゃんとした知識が整てない

 

不安をあげたらとめどなく出てきました

折角いただけたチャンス、そして農山村だからできるスケールでの畑!暮らし!

が勝り、お借りする決断に踏み切りました。

 

一方で前述した先輩隊員の方は新規就農目指して活動している...

「たしか農地を探していたような...」

 

そこから私は秒で先輩隊員2名に連絡!確認をとり

幸地隊員が今回畑を借りることで合意をもらいました。

 

かくして、私は6畝の畑をお借りして作物づくりに挑戦します!

(次回「農機具どうしよう...」編)

 

 

ブログ開設自己紹介

はじめまして!私は幸地(こうち)と申します。沖縄出身の私は、2023年4月に長野県東筑摩郡山形村に地域おこし協力隊として着任し、移住生活をスタートしました。

 

このブログでは、山形村に移住して地域おこし協力隊として働く幸地(出身沖縄県)が村内での移住生活で経験した様々なことをお届けしていきます。千葉県から山形村に移住することになった経緯や、移住前に抱いていた期待や不安、そ

筆者幸地写真


して実際に移住してからの生活やカルチャーショック、楽しさ、苦しいことなどありとあらゆることを発信するつもりです。

 

山形村の魅力を伝えながら、移住を考えている人や地域おこし協力隊に興味のある方々にとって、少しでも参考になる情報を提供できれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!